Asks questions
画一化した睡眠習慣を見直す
私たちは決まって寝室のベッドで寝る。大きなベッドは置き場所が制限され、毎日の睡眠は代わり映えない。一方、睡眠に同じく生きる上で必要な食事は、誰と・どこで食べるのかなどの条件によって、それぞれが特別な体験になる。このような多様な楽しみ方を睡眠自体に持たせることはできないだろうか。
Looking for catalysts
猫の寝る場所は柔軟に決まっていく
共に暮らす猫は、特定の寝床を定めていない。自らの触覚を使いながら、時と場合によって家中を点々とする。季節や日当たり、また人や他の猫がいる場所によって。身体を空間に擦り合わせながら、その時で睡眠に適した場所を見つけているようにみえる。
Practical exercises
毎晩の寝床を猫に選んでもらう
猫の感覚特性が選んだ寝床は、人にとっても心地よいのではないか。そこで、居室に固定されたベッドを手放し、寝る場所を猫に委ねてみた。猫が寝ているそばで、人が寝袋を敷いて寝る。24日間にわたって行い、Fitbitが算出する睡眠スコアと日記、寝場所を記録する。
Change us
睡眠を「とる」から「楽しむ」ものへ
普段の睡眠と比べると、睡眠スコアに差は見られなかったが、心理的な違いがあった。寝る時まで寝床がわからないワクワク感。睡眠中の触れ合いは、落ち着いたコミュニケーションを好む猫へ好感が期待できる。また普段と異なる視点から居室を見渡すため、住み慣れた空間に対する捉え方が変容する。
movie
pepar
安楽の冒険を「猫と共に探求する新たな睡眠価値の創出」として論文執筆しました。
Special thanks

Advisor - Seong Young ah

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